ストーリー、シナリオが面白い神ゲーソフトって、意外と自分では探しにくいですよね。
ゲームソフトの売上ランキングの上位を行く作品ではシステムが面白くてスカッとしたり、画質がきれいで感動したりすることもあります。
でも一方で、その更に先を行く「神ゲー」と呼ばれ高い評価を受けるタイトルの多くは、大衆受けの良いありきたりなストーリーのものはほとんどありません。
そこで今回、ただの良い話なだけの単調な内容ではない、インパクトがあったり、涙が止まらなかったりのストーリー重視の神ゲーを楽しみたい方のためにおすすめを紹介します。
こんな方におすすめの記事です！
こっちの予想を超える面白いストーリーのゲームをしたい！
最初から最後までよく考えて作り込まれた、最高のゲームシナリオを堪能したい！
何年後にもう一度プレイしてもやっぱりまたやりたくなるようなゲームを知りたい！
王道から、隠れた名作まで紹介しますよ。
神ゲーRPG
まず紹介するのは「ファンタジーの世界だから、ストーリーなんて何でもありでしょ?」と思われがちなRPG。
ところが神ゲーと名高いタイトルはそのシナリオにおいて、設定・キャラクター・プロットなどが入念に作り込まれています。
特にキャラクターは主役、脇役、悪役などの大まかな分類だけでなく、一見わがままだけど、大事なところでは我慢強いとか、普段はツンデレなのにたまに弱音を吐くなどのギャップが、プレイヤーをストーリーに没入させてくれます。
FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster
FFシリーズの中で一番ストーリーが面白い。
FFシリーズは、おすすめランキングでFFⅦやFFXⅡなどがよく取り上げられます。
ただ、ストーリー、ゲームの世界観の入念な作り込み方としては FFX/X-2が一番良くできています。
- 顔の特徴（目の作り、輪郭）
- 髪型
- 服装
- 表情、ポーズ、動き
これらの表現力がFFX/X-2はとても上手です。
それからストーリーについてです。（ネタバレになるといけないので深堀りできませんが（笑））
例えばFF7やFF8ではなぜか「変な所」があります。
メインヒロインが○○後にスノーボードのミニゲームが始まるだとか、キャラクターのノリがある時異常におかしいだとか、プレイしたことのある方はそう言われてきっとうなづいていると思います。
その点、このFFX/X-2はFFシリーズ独特の「途中の変なストーリー」がありません。
制作者が最初から最後まで、一貫して矛盾や奇抜さの無いように時間をかけてストーリーを作り上げたことがうかがえる作品です。
ストーリー
主役は、ブリッツボールの若きエース・ティーダ。彼が巨大な魔物“シン”に襲われ、異世界スピラへと飛ばされるところから物語は始まる。元の世界に戻る方法を探すティーダは、“シン”を倒すために召喚士となった少女・ユウナと出会い、彼女の旅にガードとして同行を申し出る。その行く手に、衝撃の真実が待ち受けていることも知らずに……。
感動的なストーリーと圧倒的なグラフィックで今なお語り継がれる2作品がセットになって、HDリマスター版としてよみがえります。
リリース日:2019年04月11日 開発元:ｽｸｳｪｱ･ｴﾆｯｸｽ
神ゲーアクションアドベンチャー
映画やドラマのシナリオとは違う、ゲームにはゲームならではのストーリーの特徴があります。
特にアクションアドベンチャーはキャラクターの個性ごとに、そして選んだ選択肢によってセリフ、考え方や反応、会話の内容や語尾などが変わってくるのが映画やドラマにはない面白さです。
現実とフィクションの融合の間で楽しめる、リアルな映像美とストーリーが面白いアクションアドベンチャーの厳選作品です。
The Last of Us Remastered （ラスト・オブ・アス・リマスタード）
「ゲーム史上最高のシナリオ」と名高い超名作ソフト。
傑作サバイバルアクションのリマスター版で、全世界で200以上のゲームアワードを受賞し、600万本以上を売り上げたPlayStation3用ソフト『The Last of Us』を、PlayStation4版として再編した作品です。
はっきり言って、壮絶なストーリーです。
ヒューマンドラマが熱くて切ないのはもちろんのこと、人間の本能と醜さをかなり生々しく描いています。
ほんわかと「みんなが幸せ、元気に生きよう」のようなありきたりのストーリーには飽きている大人には大変おすすめです。
いい意味で予想が裏切られ、自然の生命力と美しさと人間の命の儚さ、キャラの感情表現はとても素晴らしいです。
追加エピソードのひとつ、『Left Behind－残されたもの－』は、エリーの過去に関するストーリーが見られるエピソードで、本編では語られなかったエリーのエピソードを見られる貴重なコンテンツとなっています。
ストーリー
舞台は謎の寄生菌の感染爆発から２０年が経過したアメリカ大陸。ジョエルは、死に瀕した友人から依頼され、エリーとともにアメリカ横断の旅に出る。拾い集めたアイテムが頼りの過酷な生存環境。過酷な旅の果てに、生まれる絆とは…。
『アンチャーテッド』を手がけたノーティドッグが放つ３人称視点のサバイバルアクション！
PS4版としてフルHD（1080p）に対応した本作では、グラフィックが進化しており、プレイヤーは美しく残酷な世界観に没入することができます。
リリース日:2014年08月21日 開発元:ノーティードッグ
アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション
まさにストーリーを楽しむゲームで、冒険している雰囲気が味わえる
『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』では、 高い評価と絶大な支持を得たシングルプレイアドベンチャー、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』が、 PS5 向けに進化したグラフィックとフレームレートでリマスターされています。
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』は、シリーズの最終作であることからもスケールの壮大な冒険となっています。
アクションもさることながらも、注目してほしいポイントは謎解きがリアルな部分や、兄のサムとの人間関係です。
また、冒険を経て成長したネイトは、難しい選択を迫られる事態に。
ネイトの人間味あふれる個性、が上手に作り込まれていて、まさにハリウッド大作映画の中に入り込んだような、アクションアドベンチャーの神髄を味わうことができますよ。
ストーリー
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』
“Game of the year”他、150以上のアワードを受賞。
最後の冒険から数年後、トレジャーハンター稼業を引退したはずのネイサン・ドレイクは、再びトレジャーハンティングの世界へと引き戻される。死別したと思われていた兄「サム」がネイトの前に姿を現し、冒険への協力を依頼することから、運命の歯車が動き出す。この冒険で、ネイトは己の体力、決意、そして愛する者のためにどこまで自分を犠牲にできるかが試される。
海賊王「ヘンリー・エイブリー」の秘宝を求め、ネイトとサムはマダガスカルのジャングル奥深くに眠る海賊の楽園「リバタリア」を目指し、森林やジャングル、さらには遠く離れた町や雪山を駆け巡る。
『アンチャーテッド 古代神の秘宝』
『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』での登場から高い人気を誇る女性トレジャーハンターのクロエ・フレイザーが、伝説として語られてきた古代インドの神｢ガネーシャ｣にまつわる秘宝｢ガネーシャの牙｣をめぐり西ガーツへとたどり着く。傭兵のナディーン・ロスをパートナーに迎えて共に冒険を繰り広げていくなか、クロエは自身の過去と向き合い、謎を追い求めていく。
2作品収録されているのでボリュームあり、お得です。
リリース日:2022年1月28日 開発元:ノーティードッグ、 SIEベンドスタジオ、 ブルーポイントゲームズ、 Iron Galaxy
Detroit: Become Human デトロイト ビカム ヒューマン
革命ドラマが素晴らしく、双方向のような映画のような作品として楽しめます。
覚醒して自我を持つまでに至って葛藤していくアンドロイド3人の主人公にはどれにも感情移入ができ、彼らの視点から繰り出される悩みや苦労といったストーリーは大変説得力があり、興味深いです。
デトロイト ビカム ヒューマンの魅力の１つは、途中の分岐が多くその選択後のストーリーです。
2周目以降も楽しくプレイできるというのが、1週目に確信できます。
何をするにもすべて、プレイヤーはどれか一つの選択肢を選ばなければ先には進めません。
自分が何気なくした行動が他のキャラクターのストーリーに作用し、ときにはその決断が別のキャラクターの生死を分けることすらあり、そこがまた没入感を高める要素となっています。
ストーリー
2038年、デトロイト。人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げた、アンドロイド産業の都。人間と同等の外見､知性を兼ね備え､様々な労働や作業を人間に代わって担うようになったアンドロイドは､社会にとって不可欠な存在となり､人類はかつてない豊かさを手にいれた｡しかし､そんな中､奇妙な個体が発見される｡｢変異体｣と名付けられたそのアンドロイドたちは､あたかも自らの意志を持つかのように行動しはじめたのだった｡
お金を出して買って良かったなーと思えるゲームです！
リリース日:2018年5月25日 開発元:クアンティック・ドリーム
龍が如く0 誓いの場所
「龍が如くシリーズ」でストーリーが１番面白い。
実在の繁華街をモチーフにし、男の生き様や熱い仁義など、奥深いストーリーが楽しめる大人向けのエンタテインメント作品「龍が如くシリーズ」。
圧倒的なクオリティのストーリーで間違いなく最高傑作
龍が如く１の前日譚（ぜんじつたん）で、シリーズの中でも突出した魅力のある、龍が如くシリーズ通しての主人公桐生一馬と、狂犬役である真島悟郎の２人がダブル主演です。
若かりし日の桐生一馬と真島吾朗が別々の視点から関与していき、やがてひとつの巨大な陰謀へと収束していく完成度は大変見事に描かれています。
ずっと先が読めない気になる展開で、はやくストーリーの続きが知りたくて最後まで一気にプレイしたくらい（笑）ですので、間違いなく龍が如くシリーズ最高傑作のストーリーと言っていいと思います。
ストーリー
時代は1988年、日本は好景気に見舞われ金がものをいう時代。桐生一馬は東城会風間組の末端構成員として活動をしていた。ある日、集金中に事件に巻き込まれてしまう。この事件にはミレニアムタワーの建設のキーである「カラの一坪」が大きく関係しているのだが…
ただの任侠ものではなく、人間社会の義理や人情、キャラクターの人物像への憧れを感じるストーリーです。
ストーリー、世界観、システム、ミニゲーム含めて、本当によく出来た作品です。
リリース日:2015年3月12日 開発元:SEGA
神ゲーカジュアルアドベンチャー,シミュレーション
腰を据えてじっくりやり込める作品だからこそ、場面・日時・状況などが何度も繰り返されるミステリーゲームやシミュレーションゲームは選択肢ごとのストーリーがしっかりしている必要があります。
別の選択をしたらどうだっただろうかとプレイヤーが考え始めたらもう、その作品のとりこと言っていいでしょう。
逆転裁判123 成歩堂セレクション
本格的に弁護士になったような気分を味わえる、ミステリーアドベンチャーの王道と呼べる人気シリーズ1~3を1本に。
2001年10月に第１作を発売して以来、全世界累計670万本以上を記録する「逆転裁判」シリーズ。
法廷を舞台に熱いバトルが繰り広げられるアドベンチャーゲームで、収録作品は『逆転裁判 蘇る逆転』、『逆転裁判２』、『逆転裁判３』の過去3作品で全14話のストーリーを遊べる大ボリュームな作品です。
レイヤーは弁護士成歩堂 龍一（なるほどう りゅういち）となって、無実の罪に問われた依頼人のため裁判に挑みます。
実際の弁護士のように、事件現場から証拠品や情報を集める、法廷で尋問したり謎解きをしたりと普段では味わえない体験ができます。
ストーリー
逆転裁判 蘇る逆転
ゲームボーイアドバンス※「逆転裁判」の内容に、「1」と「2」の間を繋ぐ新エピソード第5話を追加したニンテンドーDS移植作。カガク捜査が初めて登場した。※逆転裁判
記念すべき第1作。主人公は成歩堂龍一。ライバル検事は御剣怜侍。
「探偵パート」「法廷パート」などすべての「逆転裁判」シリーズの基礎となる作品。
逆転裁判２
第2作。ライバル検事は狩魔冥。真宵のイトコ、綾里春美が登場。
新システム「サイコ・ロック（心理錠）」は、春美の霊力を込めた勾玉がキーとなっている。
逆転裁判３
第3作。成歩堂龍一と若かりし頃の綾里千尋、
２人の弁護士の視点で物語は展開する。ライバル検事はゴドー。
グラフィックをパワーアップし「成歩堂セレクション」として１本に収録で、ストーリーや裁判の展開が面白く、飽きることなく最後まで楽しめます。
全ての物語を見届けた時、隠された最後の真実に辿り着くでしょう。
リリース日:2012年2月7日 開発元:カプコン
月姫 -A piece of blue glass moon- （月姫リメイク）
長編伝奇ビジュアルノベルの金字塔！
『月姫 -A piece of blue glass moon-』には、“アルクェイド”シナリオ『月姫』と“シエル”シナリオ『夜の虹』の2篇で綴られる｢月の表側｣を語る物語が収録されています。
「月姫」リメイクはどこか懐かしさと新たな衝撃あいまみれる、原作を知るファンにぜひともプレイしてほしい作品です。
プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らされていて、初めて月姫をプレイする人もきっとのめり込むでしょう。
個人的には特にシエルルートの内容がおすすめです。
リメイク版の登場に当たって、こんなメッセージが↓
ストーリー
七年前の事故以来、遠縁に預けられていた高校生の遠野志貴。
彼は父親の死をきっかけに、名門である実家へ呼び戻される事となる。
巨大な屋敷で新たに始まる日常生活。
だが、それはどこか不穏な気配を漂わせていた。そんなある日、朦朧とする意識の中ですれ違った一人の女。
アルクェイドと名乗るその女との出会いが、志貴を人ならざる者達―――『吸血鬼』による
人智を超えた戦いへと巻き込んでいくのだった。
１９９９年に同人ゲームとして製作され、今なお語り継がれる伝奇ビジュアルノベルの傑作『月姫』。
２０余年の時を超えて、ここに新生！！
リリース日:2021年08月26日 開発元:アニプレックス
Coffee Talk2 コーヒートーク エピソード2：ハイビスカス＆バタフライ
大人がお酒またはコーヒーを片手に楽しめるロングランヒットゲーム
2020年の発売以来、ロングランヒットを続けている隠れた名作スローライフゲーム『Coffee Talk』。
以前紹介しました「【PS5・PS4】大人がお酒を片手に楽しめるプレステゲームソフト紹介」のなかで紹介しました「【番外編】疲れないまったりとしたスローライフゲーム」の『Coffee Talk』の続編です。
Coffee Talk Episode 2: Hibiscus & Butterfly
『コーヒートーク エピソード2：ハイビスカス＆バタフライ』は様々な客が来店するコーヒーショップを舞台とした物語が描かれるノベルアドベンチャー。
このゲームは、プレイヤーが自らコーヒーを淹れ、様々な悩みや事情を抱えるお客様に提供し、会話を通じて接客を行うというシステムで構成されています。
訪れるお客さんは種族も様々で、エルフやオーク、人魚といった人間以外の種族も来店。
さまざまな人種が共存する世界観とコーヒーショップという接客業がうまく調和し、お客様の人種による独自の悩みにも耳を傾けることがあります。
一風変わった設定のストーリーを楽しみたい方におすすめの作品です。
本作では前作の良さはそのままに、さらなるブラッシュアップが施されています。ストーリーの分岐、登場キャラクターの増加、そして新しいメカニズムでプレイヤーの来店をお待ちしています。
●コーヒーマシンの電源を入れ、最高の笑顔を作って、個性的なお客たちを出迎えましょう。
深夜にしか開かないコーヒーショップを再び訪れ、心癒される飲み物と共に、幻想世界の友人たちと旧交を温めましょう。
マスターであるあなたが接客するのは、人間だけとは限りません。
彼らの話に耳を傾け、心を揺さぶる自慢の一杯を提供してください。
リリース日:2023年4月20日 開発元:Toge Productions
まとめ
有名ソフトから「こんなのあるんだ」というソフトまで紹介しました。
ダイナミックなストーリー展開や、先が読めない緻密なシナリオ、感動的なクライマックス、どんでん返しやヒューマンドラマが味わえる名作たちなど、ストーリーの面で高い評価を獲得しています。
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