今、ゲーム業界で注目の持ちやすい、軽量で高性能なポータブルゲーミングPCのASUS ROG Ally「アールオージー エイライ」。
「ROG Ally」は小型Windowsパソコンなので、実は「Steam」以外のゲームも楽しめるのです。
高性能という情報に興味をそそられますよね。
「きっとすごくいいんだろうな」
とは思いつつも、さすがに上位モデルが109,800円、下位モデルが89,800円だと気軽にホイホイ購入という訳にはいきません。
そこで今回、ROG Allyを購入して本当に満足できるのか、失敗はないのかを検証しました。
最強の入門用ゲーミングPC ROG Ally
ASUS エイスース ポータブルゲーム機 ROG Ally ホワイト
[7.0型 /Windows11 Home /メモリ:16GB /SSD:512GB] RC71L-Z1E512
ROG AllyはXbox Games Pass、Steam、Epic Games、GOGなどすべてに対応していて、あらゆるゲームをROG Ally 1台でプレイできます。
・Xbox Game Pass
・Steam
・Epic Games
・Ubisoft Connect
・EA App
・GOG
これらを全部遊べます。
現在既にPCゲームを楽しんでいる方は購入済みのゲームをそのままROG Allyで楽しめますし、これからPCゲームに挑戦したい方はどのプラットフォームのゲームも遊ぶことができます。
最強のスペック
型番 | RC71L-Z1E512 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー |
GPU | AMD Radeon グラフィックス (最大8.6TFlops FP32) |
メモリ 標準/最大 | 16GB/16GB |
ディスプレイ | 7.0型ワイドTFTカラー液晶 グレア 1,920×1,080ドット (120Hz) タッチ対応 |
SSD | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続) |
Windows Hello | 指紋認証対応 |
センサ | 加速度センサ、ジャイロセンサ |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) |
Bluetooth | 5.1 |
インターフェース | USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1 microSDカードスロット(UHS-II対応) マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 ROG XG Mobileインターフェース搭載 |
サイズ (突起部除く) | 幅280.0mm×奥行き111.38mm×高さ21.22~32.43mm |
質量 | 約608g |
価格 | 109,800円 |
商品名 | ASUS エイスース ポータブルゲーム機 ROG Ally ホワイト [7.0型 /Windows11 Home /メモリ:16GB /SSD:512GB] RC71L-Z1E512 |
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型番 | RC71L-Z1E512 |
メーカー | ASUS エイスース |
メーカー発売日 | 2023年06月14日 |
メーカー保証年数 | 1年 |
7型のフルHD液晶を搭載したわずか約608グラムのハンドルゲーミングパソコン
CPUをAMD Ryzen Z1 Extremeではなく、AMD Ryze Z1という下位性能で価格を抑えた下位モデル(型番:RC71L-Z1512)も、2023夏以降に発売予定となっています。
CPU/GPU性能以外は全く同じで、価格は2万円安い89,800円となっています。
Ryzen Z1モデルは価格がちょっと安くなりますが、残念ながらグラフィック性能はかなり落ちるので値段に見合わないです。
Windowsの扱いに慣れている人には最高に遊べるゲームデバイスです。
逆に言えば、Windowsに触れたことがない方には慣れるまで大変かも。
「ROG Ally」 vs 「Steam Deck」
「Steam Deck」とどっちがいいのか、という疑問が湧きますよね。
「ROG Ally」は小型Windowsパソコンなので、実は「Steam」以外のゲームも楽しめるのです。
いわゆるWindowsのノートPCとして使うことができ、ここがSteam Deckとの大きな違いです。
だから『あらゆるゲームを楽しめる』というのが強調されています。
1TB 有機EL版 OLED ¥99,800
512GB 有機EL版 OLED ¥84,800
256GB LCD ¥59,800
「Steam Deck」と比べるといっても、旧Steam Deck LCDだとだいぶ性能が低いです。
安くて価格は59,800円(税込、オンラインストア価格)ですが、だいぶ快適さが劣ります。
有機EL版 OLEDとなら比較しても良いレベルです。
絶対に失敗できないからYou Tubeで確認しよう
ROG Ally版 Call of Duty: Warzone 2.0
ROG Ally版 Fortnite
ROG Ally版 Forza Horizon 5
ROG Allyのここがすごい メリット
CPU は新世代の携帯ゲームPCのために開発された Ryzen Z1 Extreme。
AMD の最新設計 Zen4 と、RDNA3 と呼ばれる新型内蔵グラフィック機能を併せ持ちます。
コントローラーやモニターの完成度が高い
背面の左右にマクロボタン。
EA app、Steam、Xbox Games Passなど、あらゆるゲームプラットフォームに対応しています。
コントローラーまたは画面をタッチして操することで各ゲームプラットフォームを簡単に起動できます。
人間工学に基づいたデザインで、手で握る部分には微細な凹凸を施してあり、滑りにく、くとても手になじんで、ぜんぜん違和感のない握りやすさです。
ASUS が数多くのモックアップを試行錯誤して作り上げたというだけあり、たいへん握りやすいです。
高耐久で美しいモニター
7インチのタッチディスプレイは、IPS液晶、120Hz、500nits、Gorilla Glass Victusを採用。
モニターは120Hzのリフレッシュレートに対応しており、タッチ操作に対応しています。
さらに高耐久で美しく、写り込み防止も備わったゴリラガラスでカバーされています。
サウンドも Dolby Atmos対応。
スリットはダブルファンの通気孔になっていて、裏から吸い上げて上に出す仕組みとなっており、騒音もなく、手が当たる部分は熱くなりにくいです。
カスタマイズも自由自在
コマンドセンターの内容自体や、ボタンを押した時の動作などもカスタムが可能。
ほかにもArmoury CrateボタンでSteamでインストールしたゲームのライブラリにすぐにアクセスしたり、ゲーム画面からデスクトップに瞬時に戻ったり、そしてショートカットを作っておけば、ゲームプレイ時もPC操作時も、快適な操作が可能です。
最長約10.2時間のバッテリー駆動時間と約1.6時間の急速充電対応
最長約10.2時間のバッテリー駆動時間と約1.6時間の急速充電対応していて、バッテリーだけで最長約10.2時間遊び続けられます。
USB PD(65W)の急速充電に対応しているため、もしバッテリーが切れても満充電まで約1.6時間しかかかりません。
そして、50%程度の充電であれば、わずか約30分だけ。
バッテリーに関する心配はなく、好きなゲームを安心してプレイすることができます。
ただ、やってみたところ
ヘビーゲームでの駆動時間はもう少し短いように思います。
バッテリー容量は40WHrで、大きさを考えると少ないということはないのですが、ノートPC基準の公称駆動時間は10.2時間あるのですが、やはり消費電力が大きい感じはします。
モニターやキーボードを付ければ高性能なWindowsパソコン
ROG ALLYはゲームだけでなく、コントローラーの付いた優秀なWindowsとしても活躍します。Windows OSを搭載しているのでゲーム以外のPC操作もこなせてしまうのがすごいところ。
フォルダ管理やYouTube、Amazonでのお買い物など、普通のPCと同じことができますし、携帯用のゲーム機ですが、Bluetooth と映像出力が可能なUSB-Cがあるため、モニターやマウス、キーボードを接続すればパソコンとしてももちろん使用できます。
外部モニターに繋げれば Photoshop や Officeも軽快に扱えます。
ROG Ally用BIOSのアップデート
2023年7月21日
バックパネルの輝度の最小値を25nitsから10nitsに変更していたり、ACアダプタ接続時のパフォーマンスを最適化など、細かな改善が行われています。
ASUS Webサイト↓からでも、プリインストールアプリのMyASUSからでもアップデートできます。
特定の熱負荷がかかる状況においてmicroSDカードスロットが動作不良や故障する可能性があるとされているようですので、現在、問題のない人は、次のアップデートがリリースされるまでの間はmicroSDカードの使用を控えた方が良いかもしれません。
最小ファン速度を微調整して性能を向上させるとともに、ファンのノイズを抑えるアップデートをリリースする予定だそうですので、慌ててmicroSDカードを使う必要は無いでしょう。
熱すぎる状況で逆にmicroSDカードスロットに不具合が起きないほうがおかしいんです。PCに詳しい自分としては、指で触ってこのままイケる、冷まさないとイケないが分かりますよ。
いつも言っていますように、PCでもゲーム機でもスマホでも理論は一緒ですから、いちばん簡単なのは、どうしてもmicroSDカードを使いたいなら、熱対策に放熱シールや放熱板を貼るのがおすすめです。
↓かっこいい、お手頃価格、効果テキメンならコレが良いです
↓かさばるけど3秒で冷やせてスマホにも使えます。
↓これなども、薄いシールでカラーもホワイトだし、お手頃価格なので良いですよ。
まとめ
PCゲームを楽しんだり、YouTubeを見たり、Nintendo Switchのようなサイズ感で持ち歩くことができます。
重量は約608gですから、どこでも気軽に部屋でも、ソファやベッドで、電車でも遊んでみてください。
コントローラがついていますから、いつでもなんでもプレイできますよ。
本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm | 幅280.0mm×高さ21.22~32.43mm ※×奥行き111.38mm ※ スティック先端 リンク の厚さは40.58mmです。 |
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本体重量 | 約608g |
モニタサイズ | 7.0型 |
モニター解像度 | 1920×1080ドット |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | CPU名:AMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー 動作周波数 (標準/最大):3.3GHz/5.1GHz キャッシュメモリ:3次キャッシュ 16MB |
メモリ | メモリ:16GB |
メモリ最大搭載量 | 16GB(LPDDR5-6400) |
メモリスロット数 | オンボードメモリのみ |
ストレージ | SSD:512GB (PCI Express 4.0 x4接続) |
搭載ストレージタイプ | SSD |
ストレージ(SSD) | SSD:512GB |
グラフィック | AMD Radeon グラフィックス (最大8.6TFlops FP32) メインメモリと共有 |
Officeソフト | 無し |
光学ドライブ | ドライブ無し |
タッチパネル | タッチパネル対応 |
WEBカメラ | 無し |
インターフェイス | ROG XG Mobileインターフェース:搭載 ※ROG XG Mobileと接続します。ROG XG Mobileは同梱されていない場合、別途、ご購入頂く必要があります。 USBポート:USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1 ※データ転送と映像出力、本機への給電をサポートしています。すべてのデバイスの動作を保証するものではありません。 メモリーカードリーダー:microSDXC・SDHC・microSD オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
対応SIMサイズ | シムカード非対応 |
オーディオ・スピーカー・マイク機能 | [サウンド] サウンド規格:ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (1W×2) マイク:アレイマイク内蔵 |
入力装置 | [入力] ボタン:左スティック/右スティック、方向ボタン、表示ボタン、コマンドセンターボタン、Armory Crateボタン、メニューボタン、A/B/X/Yボタン、マクロ1ボタン、マクロ2ボタン、左バンパー/右バンパー、左トリガー/右トリガー、音量ボタン、電源ボタン ポインティングデバイス:10点マルチタッチ・タッチスクリーン (静電容量方式) |
無線LAN | Wi-Fi 6E(ax)/ac/n/a/g/b |
バッテリ駆動時間 | 約10.2時間 |
発表時期(モデル) | 2023年6月モデル |
付属品 | ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書 |
仕様1 | [表示機能] ディスプレイ:7.0型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:グレア 解像度:1920×1080ドット (120Hz) 外部ディスプレイ出力:最大7680×4320ドット ※外部ディスプレイの仕様によっては表示できない場合があります。 [センサー] 加速度センサ ジャイロセンサ Windows Hello:指紋認証対応 |
仕様2 | [電源]Type-C/65W ACアダプター (20V/3.25A) またはリチウムポリマーバッテリー (4セル/40Wh) [バッテリー充電]時間約1.6時間 [消費電力]最大約65W |
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